日本真珠会館・KOBE PEARL MUSEUM
2017年 06月 28日
日本が世界に誇る真珠の輸出拠点である神戸に、今から半世紀以上前の1952年、戦後復興の願いをこめて建設された日本真珠会館。
斬新なデザインは今も変わること無く、真珠のような控えめで確かな輝きをはなっています。
真珠会館内には、日本の真珠の歴史や関係者の苦闘を知ることができる、KOBE PEARL MUSEUM が、無料公開されています。MUSEUMにふさわしい建物、震災にも耐え、街の真珠であり続けます。
残念ながら、2023年3月に老朽化による建て替えとのことで閉館となりました。
ちょっと洒落て、少し悲しい、言葉が遺されています。
わたくし日本真珠会館は
1952年(昭和27年)に生まれました。
70年間ずっと、変わりゆく港町
神戸・旧居留地の風景を見つめてきました。
“長生きするのも芸のうち”
という言葉がありますが、
ただただじっと佇んでいただけであるにも関わらず、
多くのみなさんに可愛がっていただいた自分を
我が事ながら誇らしく思います。
同時に、思っていた以上に
歳をとってきたことも事実のようです。
色々な場所で不具合が生じてきました。
存続のために様々な人が尽力してくれましたが
ここで一旦、
ひと休みさせていただくこととなりました。
まだ今後の具体的な計画は決まっていませんが
いつか、新しくなったわたくしの姿を
みなさんに見ていただきたいと思います。
みなさんと共有した積年の記憶を
垣間見ることができるような、
新たな「日本真珠会館」を目指して
みなさん、ごきげんよう
by salaryman_report
| 2017-06-28 22:35
| 神戸出張クリップ
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