根岸競馬記念公苑から眺める紅葉
2015年 11月 08日
根岸森林公園の前身は日本最初の洋式競馬場であった横浜競馬場。
レースの開催は、1942年をもって終了し、今は、一等観覧席跡に面影をとどめるのみですが、明治から昭和の戦中まで数々の名レース・名勝負にわいたことでしょう。
日本初の三冠馬・セントライトの一冠目は、1941年3月30日・横浜競馬場・1850m・曇良馬場・農林省賞典四歳呼馬(現在の皐月賞)を1分59秒1で勝利したことにはじまります。
現在の天皇賞にあたる帝室御賞典も開催されました。
根岸森林公園の一角にある根岸競馬記念公苑には、戦後の名馬・トキノミノルとセントライトに続き2頭目の三冠馬となったシンザンの銅像があります。
トキノミノルは10戦10勝・レコード勝ち7回・ダービーをレコードタイムで優勝した後に急死し、幻の馬と呼ばれています。
その幻の馬像を紅葉がバックアップしています。
そして、紅葉越しに一等観覧席跡が見えます。落葉すると更にはっきりと見てとれることでしょう。
競馬場であった頃は、バックストレッチから正面スタンドをながめる、そんな位置取りであったのかと・・・・・。
その一等観覧席跡も紅葉ですっかり秋に染まっています。
兵どもが夢の跡、
横浜競馬場あらため根岸森林公園をブラネギシ、
立冬前、秋の1日でした。
by salaryman_report
| 2015-11-08 18:57
| 横浜根岸森林公園
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